しろぎぬ名古屋のすみやです。
先日、サロンで取り扱っている
フェース化粧品の勉強会のために
名古屋駅のウインクあいちへいってきました。
改めて成分や製法、そして化粧品がつくられた背景などを
フェース株式会社の小島真一社長がお話しされていました。
フェース化粧品は
おじいさまの代から引き継いで、小島社長は三代目なんだそうです。
初めてお見掛けしましたが、
とても清潔感のあるステキな方でしたよ。
フェースの化粧品は、
・合成界面活性剤不使用
・活性酸素を発生させない処方
・世界特許取得のリポソーム技術
がっつり肌に優しくて、結果の出やすい理由は
上の3つにあるのですが、
そうするきっかけになったのは、
粗悪な化粧品で被害にあった女性を
救うためだったそうです。
その昔、化粧品を使って肌に黒皮症という病を発症した女性が
一丸となって裁判を起こしたことがあるって
ご存じですか?
裁判の資料写真だそうです。
とても痛々しいお肌ですね・・。
原因はヒドロキノンモノベンジルエーテルという
舌を噛みそうな名前の強力すぎる美白成分だったそうです。
強力すぎる脱色作用で、皮膚のメラニン色素を破壊して
白抜けになったり、逆に黒ずみを起こしたりと
深刻なダメージを与えます。
(現在日本では使用を禁止されています)
事件は総額5,000万円の和解金をメーカー側が支払うことで
和解が成立しているのですが、
この事件をきっかけに化粧品に
成分表示が義務付けられるようになりました。
なんとそれまでは、化粧品の中身=成分は
【企業秘密】がまかり通っていたんですって・・!
わあああ、めちゃくちゃ恐ろしい話ですね。
何が入っているのかわからないものを、肌に付ける。
当時はきっと今みたいに情報もお店もないでしょうから
狭い選択肢から選ばなければならない。
ゆるゆるな化粧品の世界線だったというわけですな。
そう考えると、今は成分表示も全成分になって
私たち消費者は大変恵まれていますね。
とはいえ、化粧品はありすぎて
どれが自分に合ってるか分からないから、
テキトーにドラッグストアで
安くなってたやつ買ってます、という方もいらっしゃる。
全然間違いとは言えませんが、
ひょっとしたら肌のポテンシャルを
活かしきれていない可能性は否めないと思います。
私は、化粧品よりも、食事や生活習慣の改善の方が
ずっと大事だと考えているタイプのエステティシャンです。
肌そのものをキレイに作り出すためには
一つ一つの細胞をキレイに作っていくことが
本当に大事ですよ。
化粧品はその補助です。
肌の邪魔をしない。肌を守る。
その役割を過不足なく行ってくれる化粧品を
お肌の悩みを抱えている方にはご紹介したいので、
ドラッグストアのコスメに比べると
お値段はかわいくないですが、
しっかり肌結果に寄り添ってくれる
フェースさんの化粧品を採用しています。
というわけで、今日はお化粧品についてのお話でした。
賢く使って、キレイになりましょうね。
またお越しください。まってますよ。