名古屋市瑞穂区|しろぎぬ名古屋
顔も気持ちも上向きにするエステティシャン
すみやのりこです。
先日、60代のお客様から、とても興味深いご相談をいただきました。
お仕事柄、対面でもZoomでも、人前でお話しする機会が多い方です。
「無理に若く見られたいわけじゃないんです。
年相応でいい。でも、「50代かな?……あ、60代なんだ。きれいだな」くらいには見られたい」
そして、
「シミもシワもたるみも、気にし始めたらきりがないでしょう?
私の場合は、何をしたら、【ちょっと若い印象】になるんだろう?」
と。

これは、きっとみんな知りたいやつですね!と思ったので
私なりの答えを、詳しくお伝えしていきたいと思います。
シミ、シワ、たるみ。全部を追いかけなくてもいい
年齢を重ねれば、顔は変わりますよね。
シミが増えたり、シワが深くなったり、
頬やフェイスラインが下がったり。
肌のツヤや血色が変わったり、
目元や口元の印象が変わったり。
でも、人が誰かを見て「若々しいな」「きれいだな」と感じるとき、
シミの数やシワの本数をひとつずつ数えているわけではありませんよね。
顔全体を見て、「なんとなーく」そう感じています。
以前資生堂さんの研究結果だったかな、
【実年齢より顔が老けて見える要因に 肌色の暗赤色変化と表情筋の機能低下が影響】
肌の色と表情が老けてみせる要素になるとありました。

しわが多くても、肌の色ムラがないほうが
若い印象に見えるんですって。なるほどね。
私は、40代を超えてからはとくに
「全部を若返らせよう」としなくてもいいと思っています。
むしろ大切なのは、
今の自分の年齢印象を強くしているものは何なのか?
を見つけることかなとも思います。
比べるなら、他人ではなく「昔の自分」
そのお客様とお話ししながら、私はこんなことをお伝えしました。
「一度、1年前、3年前、5年前、
できれば10年前くらいのご自分の写真を見てみるといいかもしれませんね」
SNSを開けば、
同年代なのに驚くほど若く見える人はいくらでも出てきます。
でも、骨格も違えば、肌質も違う。
脂肪のつき方も、筋肉も、生活習慣も、
それまで受けてきた美容も違います。
SNSの画面では、加工もカメラもみんな違うし真実は分かりません。
他の誰かと比べて「私もこうならなきゃ」と考えても、
全然意味がありません。
それよりも、昔の自分と今の自分を比べてみる。
すると、
「シミより、頬の位置が変わったな」
「ここ数年でフェイスラインがぼやけたな」
「輪郭はそんなに変わっていないけれど、肌の色ムラが増えた」
「目元が重くなって、表情まで疲れて見えるようになった」
など、自分ならではの変化が見えてきます。
そこに、その人の「伸びしろ」が隠れていることがあります。

「一番変わったところ」=「一番直すべきところ」とは限らない
ただし!ここにはひとつ注意がありますよ。
昔の写真と比べて、
めっちゃ変わってしまったな・・と感じる部分が
そのまま「ここをケアすれば一番若く見える」というわけではありません。
大切なのは、
その変化が、今の自分の年齢の印象に
どのくらい影響しているか?です。
たとえば、ご本人はほうれい線ばかり気にしていても、
実際には眉や目元、髪型の変化によって年齢感が強くなっていることもあります。
結構ギャップがあるんです。
反対に、細かいシワは増えていても、
肌にツヤがあり、輪郭がすっきりしていて、
表情が明るければ、とても若々しく見えることもあります。
だから、
「シワをなくす」
「シミを全部消す」
「たるみを全部上げる」
ではなく、
【私の場合、どこを整えると顔全体が一番きれいに見えるんだろう?】
と考えてみる。
その方が、大人の美容としてはずっと現実的だと思うのです。

人前に立つ人なら「細部」より「全体の印象」
今回のお客様のように、人前で話したり、
Zoomでお仕事をしたりする方なら、なおさらです。
画面越しの相手は、小さなシミや細かなシワまで
じっくり見ているわけではありません。
肌の明るさやツヤ、目元、眉、髪、
フェイスライン、姿勢、そして表情。
そうしたものが合わさって、
「この人、素敵だな」
「なんだか若々しいな」
という印象になります。
だから、美容医療やメイク、
エステだけで全部を解決しようとする必要もありません。
肌や身体を整えること。
美容院で髪を整えること。
眉やメイクを少し変えてみること。
必要であれば、美容医療やスキンケアやエステという
選択肢を自分で検討すること。
それぞれに、できることがあります。

UVカットをしっかりすることも、そのうちのひとつ。
目指したいのは「若返った人」ではなく「なんだか美しい人」
私は、今回のお客様がおっしゃった、
「年相応でいい。でも、ちょっと若く見えたらうれしい」
という言葉が、とても素敵だと思いました。
20代や30代の顔に戻る必要なんてありません。
どうしたって、時は巻き戻せないですからね。
60代には60代の顔があって、その中で、
「60代なんだ。きれい」
と思われる。
もっと言えば、
「何をしているのかわからないけれど、なんだかこの人、きれいだな」
くらいがちょうどいいのかもしれません。
シミ、シワ、たるみ。
ひとつひとつを欠点として追いかけ始めたら、
美容には終わりがありません。
だから時々、昔の自分の写真を並べて見てみる。
そして、
「私は、どこが一番変わったんだろう?」
「今の私を一番きれいに見せてくれる伸びしろは、どこにあるんだろう?」
そんなふうに、自分の顔を眺めてみる。
他の誰かになるためではなく、
今の自分を、今より美しくにするために。
年齢を重ねてからの美容は、
そんなふうに考えてもいいのではないかな、と思います。
伸びしろ探して、伸ばしていきましょうね。
ではでは今日も読んでくださってありがとうございました。
あなたの毎日が幸せいっぱいでありますように。
また来てね。まってますよ。
